データベーススペシャリスト合格への攻略法

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平成25年のDBスペシャリスト試験に合格しました。
ここでは合格するための勉強方法や解答のコツを載せときます。

◆参考書は翔泳社の情報処理教科書でOK

参考書選びは好みがあるので各自書店で自分に合うと思うものを購入してもらえればいいと思うのですが、僕は翔泳社の参考書2冊(午前用と午後用)でのりきりました。
この参考書のいい所は過去11年分の過去問が提供されている事です。
紙面上には昨年の問題しか載っていないのですが、Webサイトから11年分の過去問を
ダウンロードする事が可能になっております。

DBスペシャリスト試験は教科書に載っている事を暗記すれば合格できるというものではありません。
暗記する分量はむしろ少ないです。
個人的な感覚では基本情報や応用情報を受験したときの方が暗記量が多かったように記憶しています。
データベースは日々の業務で使っているし、正規形の考え方についても基本情報等の下位の試験で覚えるので、新しく覚えることは少ないです。

ただ、試験においてはデータベースの正規化やデータモデリングをどれだけ早く正確に行えるかが重点的に問われます。

たとえば第一正規形から第二正規形に正規化するにはどのようにテーブルを
分割するのかをより直感的に行えるようにトレーニングを積む必要があります。
直感的に正規化やモデリングを行おうと思うのであれば経験を積む以外に近道はありません。愚直に過去問を解きまくるのが効果的だと思います。

他の翔泳社の参考書のいいところとしては過去問を分析しており頻出の問題パターンが載っているということ。
過去問を解いていて思うのですが、だいたいテーブルが第何正規形なのか、その理由は何故なのかを問うてくる問題や、候補キーを問うてくる問題が多いです。
正規形の見分け方やその理由の答え方には鉄板の解答例があります。何を問われてどう答えればいいのかのパターンを頭に叩き込めたからこそ、試験本番にすらすらと解答が書けたのだと思います。

◆正規形は第三正規形までを覚えればOK

データベーススペシャリスト試験を受けて初めて知ったこととしては
第三正規形よりもさらに正規化をすすめた第四正規形、第五正規形が存在すること。
あとよくわからないボイスコッド正規形なんてのもあるということです。
一応教科書を読んでそれぞれ理解したつもりなんですが、依然ボイスコッド正規形だけは何がボイスコッドなんだかよくわからない状態です。

こんないい加減な状態ではありますが、心配は無用です。
試験では第三正規系までが頻出であり、それ以上はほとんど出ないんです。ボイスコッド以上は捨てても良いのではないかなというのが自論です。
試験は60%とれば合格できるので、一問ぐらい捨ててもなんとかなります。
そのかわり第三正規形までの判別方法は100%自分のものにしておかなければ厳しいでしょう。自分のものにしようとするならば、理解できるまで教科書を読んで問題を解くしかありません。

◆高度情報処理試験の鬼門は午後

高度試験は午前問題は易しいです。なぜなら過去に出題された問題がそのまま
出題されるため、過去数年の問題を丸暗記すれば対応可能だからです。
なにをテストしたいのかが不明で、時間の無駄のようにも思えます。

しかし、午後問題になると急激に難易度が上がり、本気で落としに来ます。
午後の問題は長い問題文を読み、頭に業務要件やらデータ構造を叩き込んだ上で解かねばならないのですが普通に解いていると問題用紙を半分も埋められないうちにタイムアップしてしまいます。
そこで脳の回転数を普段の3倍くらい上げた状態で望まないと解けません。
現実ではそんなにあせって設計するとミスって手戻りするぞって思うのですが
テストなのでそんな事も言っていられません。

過去問は5年分くらい解いたのですが、制限時間内に全問解く事はほぼできていませんでした。
本番の試験ではじめて全問埋められて、なんとか手ごたえがあるかもしれないかなって思ったぐらいです。

午後試験の過去問を解いていて気づいたことは解答のヒントは必ず問題文のどこかに埋もれているという事です。だから、問題文全体を5分程度で流し読みし、どこにどんなことが書かれているかの全体構成をつかむ事が大切です。
問題文のどのあたりにどういうことが書かれているかがうっすらとでも把握できると
設問を読んだ時に「この事はあのあたりに書いてあったような・・・」てなぐあいにひらめいて、関係ありそうな箇所を詳細に読み進めて行くと、解答に使えそうな情報を得る事ができるのです。
だから、問題を読んだ瞬間に「問題の意味がわからん!ヤバイ」と思っても、あきらめずにおちついて問題文をしつこく読むことが大事だと思います。

◆苦手な分野は捨てるべし

過去問をいくつか解いていく中でどうしても解答が導き出せない分野があると思います。
僕の場合、DBのアーキテクチャやパフォーマンスチューニングに関する分野が苦手でした。DBのアーキテクチャがうまく理解できない上に、パフォーマンス劣化の原因と対策などを問われてもピンと来ないのです。まさに蛇ににらまれたカエルのごとく、パフォーマンスチューニングの問題を目前にすると手も足も出ませんでした。

で、どうしたかというと、パフォーマンス関連の問題は捨てることにしました。
その代わり、正規化やデータモデリングの分野に絞って対策することにしました。

◆午後の模範解答はあんまし気にしない方がいいかも

午後問題は記述式で、図を描いたりするので、試験終了後に自分の解答内容がわからなくなります。記憶があるうちに問題を解きなおして解答を思い出して、自己採点をしている人もいるようですが、僕は一切しませんでした。
だから、模範解答を見ても自分が何と解答したのかが思い出せなかった上に
確実に間違えた箇所に関しては鮮明に把握できるので、正直合格しているとは思えませんでした。

午後ⅡのER図を描く問題でもあきらかに解答のっていないエンティティを書き込みすぎていたりして
「あー解答に載って無いこと書いてしまったよ、もうだめだ~」とか思ったりもしました。
でも、正確な解答ってわからないし、点数のつけかたもよくわからないので、自分が思っているほど
ミスが致命傷になるわけでもないのかなと思いました。

◆データベーススペシャリストを取得してよかったこと

あいつはDBに詳しい、といういい意味のレッテルを貼られることで
実力以上に評価されるようになった気がします。
データベーススペシャリストを持っていない人からすると
「データベーススペシャリスト!そりゃすごい!」と、思えるみたいです。

会社員はいろんな人から評価されてなんぼなので、
自分の評価を高める武器としてはなかなかの威力を発揮すると
思います。

なので資格は勉強時間を割いてでも取る価値はあると思うので
この記事を読んでデータベーススペシャリストを受験される人には
是非とも頑張ってほしいと思います。

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