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20年2月27日からリリースされるオラクルマスターゴールド(以下オラクルゴールド)の試験範囲について、従来型の試験と比較してみました。
比較対象以下の2試験の「試験内容 チェックリスト」を比較し、差異を洗い出してみました12c試験:Oracle Database 12c : Advanced Administration新体系試験:Oracle Database Administration II
試験範囲に追加された項目
oracleシルバー12c試験でよく出てきていたDBCAが復活しています。インストールのシーンでDBCAを使ってCDB化の設定をするから、なのだと思われます。また、「Grid Infrastructure」という全く初見の用語が出てきます。同じく初見の「Oracle Restart」を使用する場合は、「Grid Infrastructure」をインストールする必要があるようです。SQLチューニングやパフォーマンス監視に関する試験範囲が含まれたあたりはより実用的な知識を問うていこうという方向性の表れでしょうか。
・CDBと通常PDBのアップグレードおよび転送
・Grid InfrastructureおよびOracleDatabaseのインストール
・Grid InfrastructureおよびOracleDatabaseへのパッチ適用
・Oracle Databaseのアップグレード
・スタンドアロン・サーバ用のGrid Infrastructureのインストール
・SQL文のチューニング
・アプリケーションPDBの管理
・マルチテナントデータベースのセキュリティの管理
・DBCAを使用したOracle Databaseの作成
・Oracle Restart
・Oracle Database 18c 新機能
・データベース全体の一般的な拡張機能の使用
・データベース・パフォーマンスの監視と調整
新体系試験にて試験範囲から削除された項目
追加された範囲と比較して、明らかに範囲から外れたとわかる項目の数は少な目です。
・プロキシコピーを作成する
・バックアップ・セットのバックアップを作成する
・非データベース・ファイルのバックアップを実行する
・トレースする制御ファイルをバックアップする
・アーカイブREDOログ・ファイルをバックアップする
・データの移動、セキュリティ操作の実行、他のoracle製品との統合
・Oracle Secure Backupの使用
全体的な傾向12cのオラクルゴールドはとにかくバックアップ、リカバリ、フラッシュバック技法にページが割かれていて、RMANやらフラッシュバック◯◯を使いこなす方法について問う問題が多かったと感じました。しかし、新体系のチェックリストを確認するとバックアップ、リカバリ、フラッシュバックの扱いがあっさりしているように感じます。
例えば新体系、12c共に「フラッシュバック・テクノロジの使用」という領域が試験範囲に含まれていますが、その詳細の書きっぷりが全然違うのです。
12c
・フラッシュバックテクノロジを説明するフラッシュバック
・テクノロジを使用するデータベースを設定するUNDO保存を保証する
・フラッシュバックを使用してデータを問い合わせるフラッシュバック問い合わせを使用するフラッシュバック
・トランザクション問い合わせを使用するトランザクションをフラッシュバックする
・表のフラッシュバック操作を実行する表のフラッシュバックを実行する表をゴミ箱からリストアする
・フラッシュバック・データ・アーカイブを説明および使用する
・フラッシュバック・データ・アーカイブを使用する
・DBMS_FLASHBACK_ARCHIVEパッケージを使用する
・新体系
・フラッシュバックをサポートするためのデータベースの設定
・フラッシュバック操作の実行
新体系の方は具体的でないのでフラッシュバックといってもどのフラッシュバックが試験範囲なのかが全くつかめません。フラッシュバックと呼ばれるもの全部なのでしょうか?
ただ、チェックリストの記載量が大きく減っていることから出題数も減るのではないかと予測しています。バックアップ、リストア、フラッシュバックの出題数を減らす代わりにCDB、Grid Infrastructure、パフォーマンスチューニングといったoracleがより重視したいテーマの出題が増えるのではないかと予測されます。
試験時間、出題数、合格ラインの比較
12cと新体系を比較した表は下記の通りです
試験時間 出題数 合格ライン
12cゴールド 120分 80問 60%
新体系ゴールド 150分 85問 57%
新体系の方が出題数が5問増えましたが、試験時間が30分も増えています。大幅に増えているのですが、これは時間の余裕が増えるということなのでしょうか。oracleの問題は知識を問う問題が多いので、従来と同じタイプの問題であればだいぶ時間に余裕ができると思われます。1問あたり2分ぐらいかけられますので、あせることなくじっくり試験問題に向き合えるのではないでしょうか。合格ラインが3%低下したのはとても大きいと思われます。oracleマスターの試験問題は正答率50%ぐらいとるのは簡単なのですがそこから正答率を上げていくのが結構難しいんです。でも、57%であればなんだか手が届きそうな感じがしませんか?
まとめ
新体系ゴールドは試験範囲としては、初見の領域も増えており、参考書に載っていなかったりもしますが、そこはチェックリストを活用して自力で勉強するしかないみたいですね。参考書に載っていない範囲のいい勉強法などわかりましたら、このブログに紹介していきたいです。試験内容としてはバックアップ、リカバリ、フラッシュバック領域重視からCDBやパフォーマンスチューニング、Grid Infrastructure重視にシフトしています。チェックリストを要チェックです!合格ラインは下がっているので、合格者を増やしたいオラクルの意図が読み取れます。この流れにに乗って、オラクルゴールド取りたいですね。
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