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Team Geekというチームの仕事術について書かれた書籍がある。
チームリーダーは読んでおいて損しない一冊なのですが、
この本に「バス係数」という面白い指標が登場したので
ここで紹介します。
バス係数とはプロジェクトにおける知識やノウハウを
何人と共有しているかを示す係数だ。
IT 業界あるあるで「あの機能の仕様は〇〇さんしかわからない」とか
「あの作業は〇〇さん一人しかできない」といった属人化が問題に
なりがちですが、誰か一人しか知らない状態がバス係数1なんです。
そのたった一人の知っている人がバスにひかれたら、
プロジェクト終了(試合終了)です。
自分ひとりしか知っていないという状況は、仕事のアドバイスを
第三者からうけられなかったりして、結構しんどいです。
なので、自分の身を守るためにもバス係数を高めるための活動を
常日頃から行っておくことをお勧めします。
設計書等のドキュメントを作ったらチーム内でレビューして、
チーム内で設計内容を共有する。
大きな課題や障害が発生したらチーム内で共有して、
課題対応方法や障害対応方法を共有する、といった具合に。
情報共有を行うにも伝えたい情報を整理してまとめたり
情報共有の打ち合わせを開催したりとコストはかかるのですが、
バス係数を高めることで、他のメンバーの支援を受けられる
可能性が高まるので、めんどうくさがらずに
積極的に情報共有していくことをお勧めしたいです。
僕も、前職では仕事で孤立させられたことがあって、だれにも
仕事のことを教育したり、教えることができていませんでした。
別に隠そうとしたわけではなくて、誰もサブメンバーをアサインしてもらえなくて
仕方なしで一人でやってたんですね。
で、退職するときになって、私のバス係数1の仕事が大量にあることに
上司が気づいて大慌てで「引継ぎなんとかしろ!」ってなってましたね。
まあ、とってつけた引継ぎで十分に引き継ぐのは難しいので
普段から組織的にバス係数を上げていく活動を行っておけよってこと。